米総合格闘技UFCは6月9、10日にシンガポール・インドアスタジアムで開催する有望株発掘イベント「ROAD TO UFC」1回戦出場する日本人7選手の対戦カードを発表した。

第1日となる6月9日にはバンタム級で、パンクラス、DEEPに参戦する風間敏臣(24)がケレムアイリ・マイマイチツォヘチ(中国)、フェザー級で、ONEチャンピオンシップにも参戦した松島こよみ(29)がホン・ジュニョン(韓国)、修斗世界王座を獲得したSASUKE(佐須啓祐=27)がイー・ジャー(中国)と対戦することが決定した。

第2日となる同10日にはフライ級で、米団体LFAに参戦している堀内佑馬(24)がトップノイ・キウラム(タイ)、バンタム級でLDHの仕掛けた4月の格闘技イベント「POUNDSTORM」にも参戦した元レスリング戦士の中村倫也(27)がググン・グスマン(インドネシア)、21年に修斗でプロデビューしている野瀬翔平(24)がウリジ・ブレン(中国)と対戦。ライト級でボクシングで高校6冠、18年世界ユース銅メダルの実績を誇る宇佐美正パトリック(22)が、アンシュル・ジュブリ(インド)と激突する。また今回のトーナメント戦には入らなかったものの、修斗で活動する内田タケル(19)がショーン・エチェル(オーストラリア)とフライ級で対戦することも発表された。

同イベントはアジア全域から集まった総合格闘家がUFCとの契約を懸けて勝ち上がっていくトーナメント形式で行われる。フライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級の4階級に、それぞれ8選手がエントリーしている。