元K-1スーパーバンタム級王者でプロボクシング東洋太平洋同級15位武居由樹(25=大橋)が、RISE世界フェザー級王者那須川天心(23)との対戦を控えるK-1スーパーフェザー級王者武尊(30)に向けて熱いエールを送った。

17日に横浜市内の所属ジムで行われた自身の東洋太平洋スーパーバンタム級王座初挑戦の会見に出席。立ち技格闘技イベントとなる「THE MATCH2022」に足を運ぶことを明かした武居は「僕自身、まだK-1ファイターだと思っている。K-1の大将が武尊選手なので。思い切りやってくださいと言いたい」と口調を強めた。

勝敗予想は「難しい」としながらも「天心選手が距離を取りながらカウンターを狙って、武尊選手がそれをつぶしにいく感じになると思う。グローブも6オンスなので当たればどちらが倒れてもおかしくない。でもどちらも倒れることは想像できない。本当に良い試合になると思います」と試合展開をイメージ。全ラウンド公開採点になる影響について「ボクはそれをやったことないですが、武尊選手がもし1ラウンドを取られたとなったら2、3ラウンドはガンガンいくと思うので。普通の戦い方ではないと思う」とも口にした。

「今回は2人の試合を楽しみにしている」としながらも、那須川のボクシング転向については強い興味がある。武居は「同じキック出身として2人で盛り上げられたらと思います。体格的にも近いし、対戦するかもしれない。ボクシングに来てくれることはボクシング界にも良いことだと思う」と歓迎していた。