「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔が約6カ月ぶりとなるインターコンチネンタル(IC)王座返り咲きを逃した。IC王者グンターに挑戦したものの、最後はパワーボムを浴びて王座奪取を逃した。

パワフルなグンターのアッパーカットや逆エビ固めで攻められた中邑は飛びつき式腕ひしぎ逆十字固めで反撃開始。スピンキックや延髄切りで攻め、スプラッシュを狙うグンターを三角絞めで捕獲。けいれん式踏みつけ、スライディング式スープレックスで追い詰め、グンターの後頭部にヒザをたたき込んだ。キンシャサ(ニーストライク)でとどめを刺すはずが、逆にカウンターのクローズライン(ラリアット)を浴びて劣勢に立たされた。

さらに裸絞めで体力を削られると、最後はドロップキックからパワーボムを食らって3カウントを許した。22年2月以来、3度目となるIC王座への返り咲きはならなかった。