但馬ミツロ(27=KWORLD3)が日本最速、2戦目で王座を獲得した。
韓国ヘビー級王者のイ・ソンミン(31)を1回69秒TKOで仕留めた。「作戦通り。最初に相手のパンチを確認して、自分のタイミングでいこうと。ブロックして打たせながら打つ作戦でいった」。ストレートのようなジャブを打ち込み、手応えを得てからフィニッシュにつなげた。
「自分は同等のフレーム(体格)だったら世界一だと思ってますから」
2戦目でベルトを手にした。「アマチュアから最重量級は但馬と言われてきた。それを証明できて、今はホッとしています」と話す一方で、「これは記録にすぎない。自分も偉大な先輩たちのように記憶に焼き付ける試合をしていきたい」と言った。
究極の目標は世界ヘビー級王者だが「世界と比べればまだまだ。自分は45(歳)までやろうと思っているのでもっと強くなれるようやっていきたい。一番の課題は(国内で練習の)パートナーを見つけること。僕のポテンシャルならおもしろいものを見せられると思う」と自信を示した。