プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が12月13日、日本でWBO世界同級王者ポール・バトラー(33=英国)との4団体王座統一戦に臨むことで合意に達したと24日(日本時間25日)、米ESPNが報じた。

ESPNは「井上尚弥とポール・バトラーは、12月13日に日本で行われる4団体統一戦の条件に合意した、と情報筋がESPNに語った」と伝えた。

これを受け、井上が所属する大橋ジムの大橋秀行会長(57)は「6月(のノニト・ドネアとの3団体王座統一戦)が終わってからずっと交渉はやっている。まだ、いろいろありますね」と交渉がまとまっていないとした。

今月に入り、井上は軽めのスパーリングを開始し、既に3~4回ほど消化したという。また元世界3階級制覇王者八重樫東トレーナーによるフィジカルトレーニングも再開し、12月と言われる次戦に向けて動きだしている。