IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(35)が、GHCヘビー級王者、清宮海斗(26=プロレスリング・ノア)との対戦を巡る騒動を「雑音」と表現し、依然として対戦に興味がないことを示した。

この日のメインイベントの6人タッグマッチに出場。次期挑戦者の鷹木と肌を合わせた後のバックステージで、「やっと始まった。ここに来るまでに雑音が多かった。僕がやらないといけないのはこのベルトをかけた戦い」と言い切った。

22日のノア横浜アリーナ大会において、来月21日に東京ドームで開催の武藤敬司引退大会で、清宮とのシングル対戦で発表された。だが、オカダはこれに対し「会社の上の人間が勝手に決めたんでしょうけど本当にやらない。ちょっと顔を蹴ったからって試合できるほど僕は安くない。なめないでもらいたい」と同試合をボイコットする構えを示していた。

オカダは21日の新日本横浜アリーナ大会で行われたノアとの対抗戦で、タッグマッチで清宮と対戦。試合権のない清宮に背後から顔面を蹴り上げられて激怒し、大乱闘を起こした。無効試合に終わった直後も、「撮ってんじゃねえ!」とカメラを突き飛ばすなど、怒り心頭だった。