20年11月に現役引退宣言した「地獄の墓掘人」ジ・アンダーテイカー(57)が「フィーンド(悪霊)」ブレイ・ワイアットと共闘!?

22年にWWE殿堂入り式典に出席して以来の登場となったアンダーテイカーは米国の不良中年スタイル「アメリカン・バッド・アス」姿で大型バイクに乗ってリングに登場。ワイアットと敵対するLAナイトをリングの首を右腕で捕獲した。そのまま手渡したLAナイトをシスターアビゲイル葬したワイアットとリングで向き合った。アンダーテイカー自らワイアットに近づき、何かを耳打ちすると再び大型バイクにまたがって会場を立ち去った。

アンダーテイカーは「この瞬間というものが業界を定義するものだ。これは特別だった!」と意味深コメントをSNSで投稿。90年からWWEに登場以降、常に超自然的なキャラクターとして人気を博してきただけに、現WWEマットで超自然現象を起こしているワイアットに何かを“継承”したようだ。

両者は15年の年間最大の祭典レッスルマニア31大会でシングル対決し、WWE史上最大級の恐怖マッチと呼ばれた。一方のワイアットも「この瞬間は、私にとって生涯の犠牲を正当化した。すべての悪い時期を通し、私は誰かの物語に合うように自分自身を変えたことはない。私はそれを誇りに思う。テイカー、ありがとう」とSNSを通じて感謝のコメントを寄せていた。