19日に幕張メッセで開催される1分1ラウンドの格闘技イベント「Breaking Down(ブレイキングダウン)」7大会に出場する選手たちの前日会見が18日、千葉県内で行われた。同団体の社長に就任した人気格闘家・朝倉未来の“娘”と呼ばれる「空手美女」せりなが、ストロー級ワンマッチで対戦する杉田風夏と壇上に着席した。

極真空手の全国3位の実績で、ムエタイでは3戦2勝という杉田との対決。先にマイクを握った杉田から“先制攻撃”の挑発を受けた。空手家としての経歴には敬意を表しつつ「プロの格闘家を目指しているということですが、甘えすぎじゃないですか?」と痛烈批判された。

さらに「体重決める時、私とせりなさんの体重差があったのでキャッチウエート(契約体重)で間を取ってやりましょうと言ったのに。ちょっと落とせないというのでこっちが譲歩した。でも、その後、焼き肉とか、すしに行って食ってばかりいる投稿をしている。必死になって体重を落としているし、人生変えるためにここに来ている。私がぶっ倒して気合を入れ直してやると思う」と堂々と言い放たれた。

一瞬、会見の雰囲気が静まりかえったものの、せりなは杉田のコメントを意に介さず「たくさん練習してきたので、明日は頑張りまーす」とだけ口に。対戦相手の挑発をガン無視していた。