米プロレスWWEが米総合格闘技UFCの親会社となるエンデバー・グループ・ホールディングスに買収されたことが3日(日本時間4日)、発表された。エンデバー社はWWEの所有権を持つことで最終的な合意に達したと声明。WWEとUFCが統合され、新たな上場企業となり、エンデバー社が51%、既存のWWE株主たちが49%の株を保有するという。米メディアによると、買収価格の推定は93億ドル(約1兆3000億円)と報じられている。

エンデバー社のアリ・エマニュエルCEOは「UFCとWWEを結びつけることで株主に大きな付加価値を提供できると確信している」などとコメント。WWEのオーナーとなるビンス・マクマホン氏は「現在のWWE経営陣とともに、アリ氏、エンデバー社、およびUFCチームと緊密に協力して事業を引き続くことも楽しみにしている」などと声明を出した。

なお新会社では、WWEはマクマホン氏が取締役会長、ニック・カーン氏が社長を継続。UFCの社長もデイナ・ホワイト氏が引き続き務める予定になっている。

【関連記事】プロレスニュース一覧>>