世界的な超大物ラッパーのスヌープ・ドッグをいとこに持つIWGP女子王者のメルセデス・モネが、初防衛に成功した。

スターダムのAZM、葉月との3WAYマッチに登場。モネはAZMをモネメーカーで葉月の上にたたきつけ、最後は片エビ固めで、AZMから3カウントを奪った。

“同盟”も一瞬だった。モネはAZMと握手を交わした後に「アズミ」と、ようやく“正しい”名前を言った。これまでも、名前を“間違え続け”、前日会見でもAZMが「リピート、アフター ミー アズミ」と“正した”が、モネは「AZM」と言い続けていた。それだけに、ようやく和やか? に共闘し、葉月を追い込んだが、長くは続かなかった。モネは「私はここにいて、スターダムと新日本プロレスのCEOなのよ。あなたたちガールズも、と~っても良かったわ。だけど、私の方がベターなの」と余裕の表情を見せつけた。

試合後には4月23日スターダム横浜アリーナ大会で、同王座に挑戦する岩谷麻優がリングに上がった。「そのベルト、岩谷麻優が必ず取る」と挑発してきたが、モネは強烈は張り手をくらわせた。「4月23日、あの子は終わります」と完勝宣言。そして「盛大なお祝いパーティーがあるの。キレイにしなきゃね。リムジンが外で待っているわ。ペントハウスに戻らなきゃ。だってパーティーがあるんだもの。スシ、ラーメン、ほら行きましょう」と、笑顔で控室へと消えた。