プロボクシングのミニマム級ダブル世界戦は16日、東京・代々木競技場第2体育館で開催される。軽量級ホープとなる重岡兄弟が国内初の同時世界王者を目指し、出陣する。

15日には東京都内のホテルで前日計量が開かれ、WBC世界同級暫定王座決定戦に出場する同級3位重岡優大(25=ワタナベ)、同級7位の元WBO世界同級王者ウィルフレド・メンデス(26=プエルトリコ)、IBF世界同級暫定王座決定戦に出場する同級3位の前王者レネ・マーク・クアルト(26=フィリピン)、同級4位重岡銀次朗(23=ワタナベ)が登場した。

メインイベントとなるWBC暫定王座決定戦で拳を交える兄の重岡優、メンデスともにリミット47・6キロでパス。29秒間のフェースオフ(にらみ合い)を展開した。またIBF暫定王座決定戦で対戦する弟の重岡銀、クアルトも両者そろってリミット47・6キロでクリア。34秒間のフェースオフで火花を散らした。