昭和のプロレスで大活躍した日本人「悪役」プロレスラー、キラー・カーンこと小沢正志さんが29日に亡くなったことが30日、分かった。76歳だった。

関係者によると、前夜の午後9時過ぎ、東京・西新宿で経営する「カンちゃんの人情酒場」の営業中に様子がおかしくなり、急に倒れたという。

店には数人の常連客がおり、すぐ救急搬送されたものの、意識は戻らず午後10時4分に息を引き取った。死因は「動脈破裂」だったという。

他界の約5時間前となる29日の午後4時53分には、飲食店の公式X(旧ツイッター)「キラーカンの店 カンちゃんの人情酒場」を更新。のれんをかけた前で右拳を握った近影を投稿し「今年の #カンちゃんの人情酒場 もあと2日!今年最後の #柚子 追加しました。大人気生柚子サワーが飲めるのもあとわずかです。17:00オープン!お待ちしております」と、普段の通りに案内していた。