メインイベントの第7試合でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(=LIJ、内藤哲也、鷹木信悟、辻陽太、高橋ヒロム、BUSHI)とBC WAR DOGS(デビッド・フィンレー、ゲイブ・キッド、クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニー、外道)が10人タッグマッチで対戦した。

試合は16分20秒、12日のシカゴ大会でジョン・モクスリーに敗れ、IWGP世界ヘビー級王座から陥落したばかりの内藤が、ジャックナイフ式エビ固めで外道を抑え込んで、LIJが勝利した。

試合後にマイクを握った内藤は「ブエナス・ノチェス(こんばんは)町田!」と叫び、「今日から始まる『Road toレスリングどんたく』、BUSHIもヒロムも鷹木も陽太も、みんなテーマがあるわけで。テーマがないのは俺だけ(苦笑)」と自虐的ギャグで会場を笑わせた。

そして続けて「でもテーマがないからこそ、自分でテーマを見つけ、そしてまた戦いの最前線に戻ってみせますよ。つまり内藤哲也が戦いの最前線に戻ってくるその時まで、トランキーロ、あっせんなよ」と、王座陥落の悔しさからまた復活してみせると宣言した。

そして最後はお決まりのデ・ハポン締め。「最後は大合唱しましょうか。俺の記憶が正しければ、ここ町田市立総合体育館では初めての大合唱。みなさん準備はよろしいでしょうか? 新日本プロレスRoad toレスリングどんたく開幕戦・町田大会、最後の締めはもちろん、BUSHI、ヒロム、鷹木、ティタン、陽太、イ(&)内藤。ノスオトロス(俺たちは)、ロス・インゴベルナブレ~ス・デ・ハポン!(日本の制御不能なヤツらだ!)」。内藤に合わせて大声を出した町田のファンたちは、みんな笑顔で会場を後にしていた。