ビッグマッチ「AEWダイナスティ大会」(21日=日本時間22日、ミズーリ州セントルイス)を翌日に控え、同大会でPACの挑戦を受けるAEWコンチネンタル王者オカダ・カズチカが最後の前哨戦に臨んだ。

オカダはヤングバックス(マシュー・ジャクソン&ニコラス・ジャクソン)と組み、PAC&FTR(キャッシュ・ウィーラー&ダックス・ハーウッド)を相手に6人タッグを戦った。

この日はPACとともに、相手のハーウッドが奮闘。ハーウッドの策略でヤングバックス同士が誤爆させられる場面もあった。

それでもオカダは仲間を助けるためにハーウッドにDDTを仕掛け、さらに「打ってこい」とばかりに胸を差し出すと、ハーウッドがエルボーと逆水平を連打。それでも倒れないオカダはハーウッドにドロップキックを見舞った。

しかしハーウッドはオカダのレインメーカーをかわすと、オカダを倒してサソリ固めで捕獲。オカダの顔が苦痛に歪んだ。これをヤングバックスがキックで救出。その後は3人でハーウッドをリンチ状態にした。

ただ相手3人がリングに戻ると、オカダ&ヤングバックスは劣勢に。今度はオカダとニコラスがリング外へ排除されている間に、PACがマシューに450スプラッシュ(前方回転してのフライングボディプレス)をさく裂させた。

そして最後は、場外のオカダ&ニコラスにウィーラーがトペ・スイシーダ。リング上のPACがマシューにブラック・アロー(コーナー最上段から後方宙返りしながら360度の横捻りを加える変形シューティング・スター・プレス)を決めて3カウントを奪った。

試合終了後、相手側の助っ人でダニエル・ガルシアが登場。オカダはPACに襲われるが、ヤングバックスに救助された。