新日本の天山広吉(37)が、8日に都内で路線バスと接触事故を起こしていたことが9日、分かった。世田谷区の目黒通りの交差点をミニバイクで直進中に、右折しようとした路線バスと接触。後ろ向きに倒れて右肩打撲と左手小指付け根付近にすり傷を負った。事故後は救急車で都内の病院に搬送され、エックス線検査を受けたが骨に異常はなかった。バスの運転手、乗客にもけがはなかった。

 この日、都内の新日本事務所で会見した天山は「いけると思ったら対向車線から右折してきて、必死にブレーキかけたんですが、路面が雨でぬれていて5メートルくらい滑って接触してしまった。倒れた時はとっさに受け身をとりました。幸いけがは軽傷でしたが、関係者の皆さんにご迷惑をおかけしたことをおわびします」と謝罪。11日に全日本後楽園大会で小島聡と組んで世界タッグ王者の鈴木みのる、太陽ケア組に挑戦。13日の新日本両国大会では飯塚高史とのチェーンデスマッチを控えるが、試合出場に支障はない。【塩谷正人】