鶴竜が5連勝し、横綱の威信を守った。過去6戦全勝の千代大龍を3年4カ月ぶりの顔合わせで危なげなく寄り切った。スムーズに右四つとなり「(まわしが)パッととれちゃった」という。

 白鵬休場で、東の支度部屋で最奥に陣取ることになった。「ま~そうですけど、そこは気にせずに」。勝ちっ放しが4人となったことも「まだ10日ありますから」。気負わず、口調は穏やかなままだ。