遠藤は3度目の東前頭筆頭で臨む場所を高安撃破で滑り出した。土俵際に追い込まれたが、素早く右に動いて送り出し。「毎日が大きいですけど、初日の入り方は(特に)…」と満足そうだ。

 左膝、左足首などの負傷に苦しんできたが、昨年秋場所以降は10勝、9勝、9勝と完全復活の気配が漂う。初日の大関撃破。「まあまた明日、集中して(相撲を)とりたいです」。待望の三役昇進へ好発進となった。