平成最後の本場所は、横綱白鵬(34=宮城野)が制した。横綱鶴竜との横綱対決に勝ち、自身の記録を更新する歴代最多42度目の優勝となった。しかも15度目の全勝優勝、初優勝した06年夏場所から続く14年年連続での優勝も歴代1位。平成を代表する横綱であることを証明する15連勝締めだった。

表彰式での優勝インタビューは以下の通り。

-大阪での優勝

白鵬 私は、大阪で初めてきて、入門が大阪で、平成最後が大阪で本当にうれしいです。

-平成最後の場所へ並々ならぬ意気込みだった

白鵬 場所前の稽古も良かったし、大阪場所は「汗」を大事にしようと臨みました。

-結びの一番は大熱戦だった

白鵬 ちょっと力が入りました。本当にありがとうございます。(右腕を痛めた?)最後に投げにいった時に痛めてしまいました。ちょっと痛いです。

-休場明けの場所で全勝優勝

白鵬 去年10月18日に右膝を手術して、その中で東京の人工関節センターの院長と親方、家族、みんなの支えがあっての優勝。この場を借りて感謝します。

-平成の場所を終え、次はどんな時代に

白鵬 どうなるかわかりませんが。平成13年から入門し、平成に育てられました。数々の問題はありましたけど、9年前の名古屋場所で天皇陛下ら手紙をいただいたことが平成で一番大きな出来事でした。

最後は白鵬自ら音頭を取り、3本締めで会場の相撲ファンと「平成最後の場所」を締めた。