横綱大鵬の孫、西幕下4枚目納谷(20=大嶽)が、7番相撲に臨み5勝目を挙げた。

西十両12枚目大翔鵬(26=追手風)を、立ち合いから一方的に押し出した。

入門後初めてとなる、十両の土俵。「勝手が違った。水をもらう時に戸惑ったけど、それ以降は普段通りできた」と振り返った。大銀杏(おおいちょう)も初めて結い「うれしいですね。重いと思っていたけど、普通のまげより軽くて驚いた」と初々しさを見せた。

新十両昇進は、幕下上位や十両の成績次第で決まる。「周り(の成績)とか運とかもあるので何とも言えないけど、自分がやれることは限られる。やれることができれば勝てる」と十両昇進は意識しなかった。