大関貴景勝、小結照ノ富士、東前頭14枚目の千代の国が初日から6連勝とした。

27年ぶりの大技「居反り」を決めた東十両13枚目の宇良(28=木瀬)は、白鷹山に押し倒され、3勝3敗の五分に戻った。


6日目の取組模様を写真で振り返ります。


大相撲11月場所 全取組速報



白鷹山(3勝3敗)押し倒し宇良(3勝3敗)
白鷹山(右)に右ストレート?を浴びせられる宇良(撮影・中島郁夫)
白鷹山(右)に右ストレート?を浴びせられる宇良(撮影・中島郁夫)
白鷹山(左)にあごを押される宇良(撮影・中島郁夫)
白鷹山(左)にあごを押される宇良(撮影・中島郁夫)
白鷹山に押し倒しで破れ、塩かごに顔面が直撃する宇良(撮影・小沢裕)
白鷹山に押し倒しで破れ、塩かごに顔面が直撃する宇良(撮影・小沢裕)

幕内


千代大龍(4勝2敗)押し出し松鳳山(1勝5敗)
松鳳山(右)をの張り手を堪える千代大龍(撮影・中島郁夫)
松鳳山(右)をの張り手を堪える千代大龍(撮影・中島郁夫)

志摩ノ海(5勝1敗)寄り切り逸ノ城(2勝4敗)
志摩ノ海(左)を寄り切りで破る逸ノ城(撮影・菅敏)
志摩ノ海(左)を寄り切りで破る逸ノ城(撮影・菅敏)

豊山(2勝4敗)押し出し千代翔馬(3勝3敗)
千代翔馬(右)を押し出しで破る豊山(撮影・菅敏)
千代翔馬(右)を押し出しで破る豊山(撮影・菅敏)

琴ノ若(3勝3敗)寄り切り魁聖(3勝3敗)

★琴ノ若「先に攻めたのは良かったが、土俵際で決めきれずに組まれてしまった。自分の流れで攻められるようにしたい。」

琴ノ若(右)ののど輪を堪える魁聖(撮影・中島郁夫)
琴ノ若(右)ののど輪を堪える魁聖(撮影・中島郁夫)
魁聖に寄り切りで破れる琴ノ若(奥)(撮影・菅敏)
魁聖に寄り切りで破れる琴ノ若(奥)(撮影・菅敏)

佐田の海(1勝5敗)上手投げ天空海(2勝4敗)

☆天空海(時間前に立とうとしたが)時間いっぱいかなと思って。(勘違いも)あるけど、いつでも立てる体勢だったんで。(幕内力士相手に初勝利は)あまり気にしていなかった。ここから流れが変わればいいなと。体も動けるようになってきたんで。」

佐田の海(右)を上手投げで破る天空海(撮影・菅敏)
佐田の海(右)を上手投げで破る天空海(撮影・菅敏)
天空海は佐田の海(左)を上手投げで破る(撮影・小沢裕)
天空海は佐田の海(左)を上手投げで破る(撮影・小沢裕)

千代の国(6勝0敗)叩き込み炎鵬(0勝6敗)

☆千代の国「焦らず見ていこうと思いました。(6連勝について)特に何も。上にも行きたいですし、1日1番しか取れないので、それに集中してやっているだけです。」

土俵際でこらえる炎鵬(撮影・中島郁夫)
土俵際でこらえる炎鵬(撮影・中島郁夫)
千代の国の猛攻をこらえる炎鵬(撮影・小沢裕)
千代の国の猛攻をこらえる炎鵬(撮影・小沢裕)
千代の国にはたき込みで破れる炎鵬(撮影・小沢裕)
千代の国にはたき込みで破れる炎鵬(撮影・小沢裕)

徳勝龍(4勝2敗)押し倒し豊昇龍(3勝3敗)

★豊昇龍「相手より先に当たろうと思って踏み込んだけど、ちょっと崩れたッスね。相手がうまかった。この相撲を気にせず、次の相撲を頑張りたい。(修正点は)気持ちですね。気持ち入れ替えてやらないと。」

☆徳勝龍「左を差してしっかり前に出られたことは良かったですね。動きのいい相手ですから、自分の相撲が取れて良かったです。」

土俵際で徳勝龍の猛攻をたえる豊昇龍(撮影・小沢裕)
土俵際で徳勝龍の猛攻をたえる豊昇龍(撮影・小沢裕)
豊昇龍(下)を押し倒しで破る徳勝龍(撮影・菅敏)
豊昇龍(下)を押し倒しで破る徳勝龍(撮影・菅敏)

碧山(1勝5敗)押し倒し明生(3勝3敗)
明生(右)を押し倒しで破る碧山(撮影・菅敏)
明生(右)を押し倒しで破る碧山(撮影・菅敏)

竜電(5勝1敗)叩き込み照強(2勝4敗)
竜電(左)ははたき込みで照強を破る(撮影・小沢裕)
竜電(左)ははたき込みで照強を破る(撮影・小沢裕)

栃ノ心(3勝3敗)上手投げ琴恵光(4勝2敗)

☆栃ノ心「最後に中に入られちゃったけど、左上手が取れていたから必死になって離さなかったです。上手が取れれば相撲が取れ須。上手を取ることは大事ですね。」

栃ノ心の猛攻を土俵際でこらえる琴恵光(撮影・小沢裕)
栃ノ心の猛攻を土俵際でこらえる琴恵光(撮影・小沢裕)
琴恵光(左)を上手投げで破る栃ノ心(撮影・中島郁夫)
琴恵光(左)を上手投げで破る栃ノ心(撮影・中島郁夫)

妙義龍(1勝5敗)押し出し玉鷲(4勝2敗)

★妙義龍「左前みつを狙っていった。(玉鷲の)押す力が強いので、もろに持っていかれた。」

☆玉鷲「よかったです。(立ち合い)1回目合わなかったが、2回目に気持ち戻して集中してよかった。しっかり踏み込んで前に出ている。この波を落とさないよう、しっかり集中していきたい。茨城出身の玉鷲でした(モンゴル出身です)。」

妙義龍(左)を押し出しで破る玉鷲(撮影・中島郁夫)
妙義龍(左)を押し出しで破る玉鷲(撮影・中島郁夫)

遠藤(4勝2敗)押し出し琴勝峰(3勝3敗)
遠藤(左)を押し出しで破る琴勝峰(撮影・中島郁夫)
遠藤(左)を押し出しで破る琴勝峰(撮影・中島郁夫)
琴勝峰に押し出しで敗れる遠藤(撮影・菅敏)
琴勝峰に押し出しで敗れる遠藤(撮影・菅敏)

宝富士(5勝1敗)叩き込み翔猿(1勝5敗)

★翔猿(蹴返しが空振りも)狙ってはいない。たまたまです。体が少しずつ動いてきてるんで、ここからですね。どんどん攻めていきたい。」

☆宝富士「苦しい体勢だったけど、(翔猿が)足飛ばしてくれて勝手にこけた感じ。(初顔で)どういう力士なのかなと距離取ってやった。攻めながらだったので良かった。」

翔猿(左)をはたき込みで破る宝富士(撮影・中島郁夫)
翔猿(左)をはたき込みで破る宝富士(撮影・中島郁夫)

阿武咲(2勝4敗)送り出し大栄翔(3勝3敗)

☆阿武咲「相手に圧力かけられた。明日も落ち着いて、自分の相撲を取り切ることに集中していきたい。」

大栄翔(右)を攻める阿武咲(撮影・菅敏)
大栄翔(右)を攻める阿武咲(撮影・菅敏)

照ノ富士(6勝0敗)寄り切り霧馬山(1勝5敗)

★霧馬山「当たってまわしをとってと思ったが、中に入ってしまった。そこから攻めたかったが、相手の力が強くて攻められなかった。1番1番、最後まで頑張りたい。」

☆照ノ富士「外(四つ)だったけど、まわし取れたのでそのまま出ようと、落ち着いてね。(霧馬山は)一気に出てくる相手でないので、落ち着いてまわし取って出ようと思った。」

霧馬山(手前)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・中島郁夫)
霧馬山(手前)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・中島郁夫)

若隆景(1勝5敗)叩き込み高安(2勝4敗)

☆高安「体も動いてるんでまた引き締めて取り組みます。集中だけは切らさないよう、自分の相撲を取り続けていきたい。」

高安は若隆景(左)をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)
高安は若隆景(左)をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)

御嶽海(4勝2敗)寄り切り隠岐の海(4勝2敗)

☆御嶽海「まわしだけ取られないように、しっかり膝だけ曲げて相撲を取るようにした。調子は悪くないので、このまま白星をつなげられたらなと思う。」

隠岐の海(左)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・菅敏)
隠岐の海(左)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・菅敏)

北勝富士(4勝2敗)叩き込み隆の勝(4勝2敗)

☆隆の勝「ひとときも気が抜けなかった。相手は差させないように、自分はねじ込んでやろうと、そういう攻防があった。最後ははたき込みも、とっさに動いた。この1勝はかなりでかいと思います。」

北勝富士(左)をはたき込みで破る隆の勝(撮影・中島郁夫)
北勝富士(左)をはたき込みで破る隆の勝(撮影・中島郁夫)

貴景勝(6勝0敗)叩き込み(2勝4敗)
貴景勝(左)は輝をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)
貴景勝(左)は輝をはたき込みで破る(撮影・小沢裕)
輝を叩き込みで下し、懸賞金を手に引き揚げる貴景勝(撮影・菅敏)
輝を叩き込みで下し、懸賞金を手に引き揚げる貴景勝(撮影・菅敏)