北勝富士が立ち合いから攻防が激しく入れ替わり、途中で土俵中央付近で組み合うなど約1分30秒の相撲。最後は宝富士の小手投げに振られ、同時に土俵下に落ちた。軍配は宝富士も物言いがつき、協議の結果、取り直しに。

取り直しの一番も立ち合いから攻防が激しく、最後は意地で押し出した。息絶え絶えになりながら「肺がやられました」と開口一番。1敗で好調だった相手を破り「(相手が)好調だったからこそ、ああいう相撲になった。明日につなげられてよかった」と充実の一番だった。