NHK大相撲解説者の北の富士勝昭氏が、新型コロナウイルスの感染症の影響で休場者が続出する今場所について「エラいことになったな」と危機感を募らせた。

この日は新たに片男波部屋、伊勢ノ海部屋、芝田山部屋、追手風部屋での感染者も判明。新型コロナ関連での力士らの途中休場は7日連続で11部屋目で、場所前に感染判明で全休措置となった田子ノ浦部屋を含めると計12部屋目となった。

幕内力士が所属している追手風部屋、片男波部屋、伊勢ノ海部屋の力士休場により、中入り後の取組18番のうち、7番が不戦となる異例事態。優勝争いは2敗を守る横綱照ノ富士と平幕の逸ノ城に続き、大関貴景勝が3敗で追う展開となっているが、北の富士氏も「3人に(新型コロナの影響が)いつ来るかも分からない」と懸念を示しつつ、「とにかく場所を無事終わらせなきゃいけない」と願っていた。

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