初場所は125年ぶりに1横綱1大関となる。かど番だった正代が九州場所で負け越し、関脇に陥落。横綱は照ノ富士、大関は貴景勝と、各1人となった。

1横綱1大関は、1898年(明31)春(1月)場所の横綱小錦、大関鳳凰以来。大関は2人が名を連ねるのが慣例で、照ノ富士が番付上で大関も兼務する「横綱大関」と記載された。1人大関は、同じく貴景勝だけだった20年春場所以来。その時は西横綱だった鶴竜が「横綱大関」と、番付上で記載された。