新大関豊昇龍(24=立浪)が誕生した。日本相撲協会は26日、名古屋市のドルフィンズアリーナで秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇豊昇龍の大関昇進を満場一致で決めた。

モンゴル出身の大関は先場所後の霧島に続いて7人目で、大関誕生は2場所連続。2場所連続での新大関は、11年秋場所後の琴奨菊→同九州場所後の稀勢の里以来となる11年ぶり。これにより来場所は1横綱3大関で迎える。

大関の地位、月給、待遇などをおさらいする。

▼江戸時代は最高位 1699年(元禄12)5月の京都興行で初めて番付に「大関」の文字が載る。1890年(明23)1月までは、横綱免許を授与された力士でも番付には「大関」と記載された。

▼月給 横綱の300万円に次ぐ250万円。三役(関脇、小結)より70万円増。

▼安泰 69年名古屋場所からは2場所連続負け越さない限り陥落せず、関脇に陥落しても翌場所10勝以上で復帰可。

▼待遇 海外渡航はファーストクラス。新幹線はグリーン席。車での場所入りは地下駐車場まで乗り入れ可。化粧まわしも関脇以下では禁じられている紫色が使える。

▼引退後 協会に残るためには年寄名跡が必要だが、元大関は現役のしこ名で3年間、年寄として協会に残ることができ、日本国籍取得者は委員待遇として「年寄」の上位に置かれる。