新大関豊昇龍(24=立浪)が誕生した。日本相撲協会は26日、名古屋市のドルフィンズアリーナで秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇豊昇龍の大関昇進を満場一致で決めた。昇進伝達式を終えた後に立浪親方(元小結旭豊)と一緒に会見に臨んだ。一問一答は以下の通り。
-今日から正式に大関となる
豊昇龍 ちょっと慣れないすね。
-優勝の喜びと大関に昇進した喜びに違いは
優勝の喜びはすごかったですけど、大関の喜びも同じくすごくうれしいです。今週はずっとうれしいことばっかり起きてる。もっと頑張らないといけないというそ気持ちで、明日から頑張っていきたい。
-もう次に向けての気持ちがあるのか
もう次に向けなくちゃいけないんじゃないすか。
-次の地位に向けて大事なことは
豊昇龍 やっぱり稽古ですね。人より倍、稽古しなきゃいけないという気持ちがあります。自分は自分の良いところとだけを見せたい。力強く、ファンの皆さんが喜ぶ。そういう相撲そをしていきたい。
-次の番付はいつごろが目標か
豊昇龍 自分は口にしません。そのときにまた会いましょう。
-入門から5年半。所要33場所で優勝、大関昇進。この時間をどんなふうに感じているか
良いんじゃないですかね。何場所も場所中にけがしてたんですけど、そのとき本当にけがなかったらなって、思うときもあった。今はもう優勝している、大関にも上がったから、良い勉強になったかなと思ってます。
-良い勉強とは
何がやっちゃいけないとか、自分には何が足りなかったとか。それをいろいろ考えました。
-けがは優勝や大関昇進に向けて一つきっかけになった
そうっすね。けががなかったら、ちょっと危ない相撲を取っていたと思います。けがでいろいろ考えてやっぱ駄目だとか、いろいろ勉強になったと思います。-初場所の足首のことか
そうすね。
-そこから稽古の仕方や相撲の取り方は変わったのか
自分の意識では変わった。見ている皆さまが多分よくわかってると思います。(気持ちの部分は)すごくお世話になっているそ方々からメンタルトレーナーをつけてもらって、いろいろ気持ちを強くするようにやってきました。
-気持ちを強くするために心がけていることは
部屋で一番番付が上だったし、自分がやらないと、みんな自分の背中を見ている。引っ張っていかなくちゃいけないと思いました。
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