昨年末に新設された、音羽山部屋が“初勝利”を挙げた。

今場所で唯一、部屋から番付にしこ名が載る東三段目67枚目の鋼(42=音羽山)が、天恵(24=高田川)にすくい投げで勝って白星発進した。

42歳の大ベテランは「若い子たちには負けていられない」と積極的に前に出て完勝。「前に出て行く相撲ができた」と笑顔を見せた。

元横綱鶴竜の音羽山親方とは旧井筒部屋と陸奥部屋で稽古を積んできた間柄。鋼が1年8カ月入門が早く、兄弟子だった。元横綱からは「無理せずに自分のペースで頑張ってください」と声をかけられたそうで「ありがたいですね」と感謝。今場所の目標には勝ち越しを掲げ「後輩たちについて来いよと示したい」と意気込んだ。

音羽山部屋は昨年12月27日、鶴竜親方の年寄「音羽山」継承、襲名が承認され、陸奥部屋から独立して東京・墨田区内に構えられた。弟子は鋼と竹内ら3人。竹内はけがのため番付外だが、前相撲には出場する予定となっている。