元十両の千代の海(31)が現役を引退した。日本相撲協会が3日、引退届を受理したと発表した。

千代の海は高知・宿毛高-日体大から2015年夏場所で初土俵を踏み、18年名古屋場所で新十両に昇進。5月の夏場所は東幕下8枚目だった。今後は、教員の道を目指していく。

-今の心境は

「終わったなって感じですね。遅かれ早かれこういう日は来ますから。去年、再十両になり、僕の中ではそこで落ちたら(引退)という気持ちはあったので、悔いはないですかね」

-引退の決断はいつごろ

「もともと、九重親方(元大関千代大海)とは、9月(で引退)という話をしていました。でも、7月7日に東京都の教員採用試験があるので、準備をします」

-どんな先生になりたいですか

「もともと教員になりたくて、日体大に行きました。中高の保健体育の先生の免許を持っています。中学、高校、大学と、自分はいい先生に出会って教師になりたいと思ってきました。誰かの人生の岐路に立った時に、(教師が)言ってあげる一言で人生が変わります。自分は大学4年の時に、教員になった2人から『プロに行っておけばよかった』と聞きました。2人に言われなかったら、プロになっていませんでした。こういう言葉を聞いて、(プロに)行ってよかったなと思います」

-思い出の一番は

「小学校から相撲を始めて、中学、高校、大学も含めて20年くらいいっぱい取ったので、これというのはありません。全部ですね」

-4回、十両に上がって、4回落ちました。何度も頑張れた理由は何ですか

「相撲が好きだからですね。相撲を取っている時間が好きなんです。もちろん、勝ったら楽しいというのはあります」

-断髪式は

「来年の2月2日に、国技館の大広間で行います」

◆千代の海明太郎(ちよのうみ・めいたろう)本名・濱町明太郎。1993年(平成5年)1月11日、高知県生まれ。高知・宿毛高、日体大をへて、九重部屋に入門。2015年夏場所初土俵。2018年名古屋場所で新十両昇進。十両在位は通算15場所で、最高位は十両8枚目。2021年4月29日に結婚。182センチ、136キロ。