幕下最下位格付け出しの火雷(ほのいかづち、22=雷)が悔しい連敗スタートとなった。相手は向の岡工時代の同級生の若雅(22=二子山)。学生時代から親しい間柄だけに「お互い高め合っていた存在なので、絶対に負けたくなかったんですけど…」と、悔しさをこらえきれず目を赤くした。

立ち合いから激しくぶつかり合ったが、最後は押し出されて黒星。初日も鋭い踏み込みから土俵際まで攻め込みながら、昂輝にうっちゃりで逆転負けを喫しており、この日こそ結果が求められていた。土俵下では師匠の雷親方(元小結垣添)が見守る中、雪辱はならず。「今日は勝たないといけないと思っていた。もう負けられないので、ここから切り替えていきたい」と必死に前を向いていた。

火雷はフィリピン国籍の両親を持ち、川崎市で生まれ育った。昨年の国民スポーツ大会の相撲成年個人で準優勝し、日体大から雷部屋に入門している。