日本相撲協会は2日、東京・両国国技館で相撲教習所の入所式及び卒業式を行った。

拓大から幕下最下位格付け出しで今年の春場所初土俵後、4場所連続の勝ち越しで来場所から新十両に昇進した五島改め藤凌駕(ふじりょうが、22=藤島)も卒業式に出席。「学生時代というか、中高生に戻った感じ。歴代の横綱の親方や誰もが通る道なので、自分も『伝統を守るために』と、ちゃんと授業を受けてきた」と約半年間の教習所生活を振り返った。

最も印象的だった座学は「書道」。「高校以来で、これもやっぱり、日本文化ならではの授業かな」と藤凌駕。毛筆で「健闘」や「精神」など相撲にまつわる漢字を書写したという。

前日1日に新十両昇進も決まり、一夜明けて教習所を訪れると、同期の力士から「関取、お疲れさまです」と言われ、祝福を受けたという。

仲間の存在に、22歳は「しっかりこの関係を大切に、引退まで楽しくやりたい。(中卒、高卒の同期が)成年をしたら、お酒でも飲んで楽しくみたいな感じで。そういうのが理想」と明るい未来を描いた。【泉光太郎】