西十両13枚目の藤凌駕(22=藤島)が、関取初白星を挙げた。東十両14枚目の紫雷(33)を押し出し。左を差し、右はおっつけ。相手の引きに乗じて前に出た。

新十両となって最初の一番。緊張感については「すごいありました。土俵入りの前から緊張して。師匠からは(所作を)間違えても負けにはならないと言われて楽になりました」と振り返った。

土俵入りに加え、取組前の所作や、初めての締め込みなど、新十両昇進力士には気を使う場面が多い。そんな一番でも、しっかり勝ちきった。「内容的には悪くない。ちょっと止まったけど、体を生かして前に出ました。初日に白星を挙げたので、ホッとしています」。

初土俵からまだ5場所目。マゲも結えないが、実力は本物だ。「ケガをしないで最後まで自分の相撲が取れればと思います」と控えめに話していた。

全取組結果