大相撲で元横綱照ノ富士の伊勢ケ浜親方(34)から暴力行為を受けた弟子の前頭伯乃富士(22)が、春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)を出場することになった。

日本相撲協会が6日、番付編成会議を開き、初日と2日目の番付が決定。西前頭7枚目の伯乃富士は、初日に欧勝馬との取組が発表された。

日刊スポーツが暴力行為を報じた2月27日、取材に応じた伊勢ケ浜親方は事実関係を認めた上で、当時から稽古に参加していなかった伯乃富士について「先場所の足の痛みで、治療を受けるのは前からの予定。誤解がないように」とし、今回の暴力行為が原因でないと強調。

「あと2、3日で戻ってくると思う。今は相撲を取れる状態じゃない。誤解を招いていると思いますが、足の靱帯(じんたい)が切れていて今は治療中」と説明していた。

今回の暴力行為については、伊勢ケ浜親方が自ら日本相撲協会に報告。2月24日には、被害を受けた伯乃富士、事情を知る前頭錦富士を含めた3人が、東京・両国国技館に出向き、事情聴取を受けている。伊勢ケ浜親方が伯乃富士を酒瓶で殴ったと証言する関係者もおり、今後はコンプライアンス委員会が調査を進め、どういった処分が下されるか不明だ。

また、この日は同じ部屋の翠富士(29)が休場することが決まった。心臓に異変があるために治療中だと、これまで伊勢ケ浜親方は説明している。