日本相撲協会は6日、大阪市内で臨時理事会を開き、弟子への暴力行為が明らかになった伊勢ケ浜親方(34=元横綱照ノ富士)が、春場所(8日初日、エディオンアリーナ大阪)を休場すると発表した。問題についてはコンプライアンス委員会が現在調査中で、休場は処分ではなく、春場所での館内警備など親方の職務をさせないという暫定的な措置になる。大阪市内に構える部屋での弟子への指導は許される。正式な処分は場所後の理事会で協議される見込み。
取材に応じた佐渡ケ嶽広報部長(元関脇琴ノ若)によると、八角理事長(元横綱北勝海)から各理事に伊勢ケ浜親方の休場の報告があったという。佐渡ケ嶽広報部長は「まだ調査の段階なので、私からそれ以上の話はできない。理事長からは、調査の段階なので休場ということです」と説明した。
今回の暴力は、伊勢ケ浜親方が弟子の前頭伯乃富士に対して行ったもの。事情を知る前頭錦富士を含めた3人が、2月24日に東京・両国国技館に出向き、協会から事情聴取を受けている。伊勢ケ浜親方が伯乃富士を酒瓶で殴ったと証言する関係者もいる。一方で同親方が自らの暴力を、自らで協会に報告したため、どういった処分が下されるか注目されている。

