東三段目21枚目の豊雅将(23=時津風)が、西三段目5枚目の行徳(23=玉ノ井)を破り、7戦全勝とした。これで生田目との千秋楽優勝決定戦に進んだ。
取組後、「初めてで興奮しています」と言った後、「これは言っていなかったんですが、場所前に父が亡くなって…。その力もあったのか、優勝できたらいいですが、本割を負けなしでこれたので天国で見ているお父さんのためになります」と明かした。この日は母が応援に駆け付け、声援がしっかり聞こえたという。
元メジャーリーガーの松井秀喜さんとはとこでもある父・拡二(こうじ)さんは、2月に58歳で死去。豊雅将が大阪入りする前の訃報で、最期に立ち合えたという。「支えてくれた家族のためにもあと1番頑張って、(優勝を)届けたい。7戦全勝を見せられたのは良かったです」と話した。
優勝決定戦で対戦する生田目とは、本場所での対戦はなく、稽古もしたことがないという。「あっちは関取にも上がっている。挑戦者のつもりで、悔いなく終えたいと思います」と意気込んでいた。

