[ 2014年6月28日9時12分

 紙面から ]

 ウルグアイ代表のFWルイス・スアレス(27=リバプール)がW杯から追放された。24日のイタリア戦で相手選手にかみついたとして、国際サッカー連盟(FIFA)は26日に代表戦9試合の出場停止と、サッカーに関するあらゆる活動を4カ月禁止する処分を科したと発表。スアレスは既にブラジルから強制退去させられた。

 かまれたイタリアDFジョルジョ・キエリーニ(29=ユベントス)が擁護し始めた。27日付の英BBCテレビ(電子版)によると、自身の公式サイトで「処分は過剰だ。自分の中でスアレスに対して喜びも、敵討ちをする心も、怒りも感じてはいない」とコメントを発表した。試合直後は非難するコメントをしていたが、時間を経て気持ちも変化したようで「今考えているのはルイス(スアレス)と、彼の家族のこと。彼らはこれからとても難しい時期になる」と心配している。