HKT48が27日、東京・世田谷の昭和女子大人見記念講堂で、「HKTBINGO! LIVE2018 お笑い賞レース予選直前! HKT48大『ネタ見せ』会&ヒットソング祭り」2日目に出演した。

24日に最終回を迎えた日本テレビ系「HKTBINGO!」で、メンバーたちはお笑い賞レース決勝進出を目指し、真剣にバラエティーを学んだ。そのうち、選ばれしメンバーが10月に「女芸人No・1決定戦 THE W」の福岡予選に出場する。そのための実戦の場として開催されているイベントで、この日もすべりの恐怖と隣り合わせの漫才、コントなどに挑戦した。

判定するのはファンとはいえ、しゃべりのテンポやネタの内容が悪いと、容赦なしに「すべり」判定される、シビアなイベント。この日は、前日に最も評価が高かった運上弘菜(20)小田彩加(19)のコンビ「きゅうりじゅーす」を上回る笑いを取った組が出演した。

今村麻莉愛(15)堺萌香(20)村川緋杏(びびあん=18)は、刑事役の村川に今村、堺が麻薬取引の現場を押さえられるというコントに挑戦した。3人とも男性になりきって演じるが、取引で持ち寄ったケースが開かないことから、途中から女の子キャラまる出しで騒ぎ始める展開。3人が駄々をこねるたびに、場内は大きな笑いに包まれ、この日の暫定チャンピオンの座に着いた。

ところが、最後の最後に逆転劇が待っていた。最終組には前日に続き、村重杏奈(20)冨吉明日香(21)駒田京伽(22)が映画のロケ現場のコントを披露。村重が大御所感あふれる女優をコミカルに好演した。最後は、この日18歳の誕生日を迎えた地頭江音々がゲストで登場。修学旅行中に現場に遭遇したハイテンションな学生役で場を荒らしまくり、爆笑で締めくくった。冨吉が「『(地頭江が)振り切ってやってくれればいいね』と言っていたら、想像以上に来た」と驚くと、地頭江も「本番では恥ずかしがらずに行こうと言われました」と、してやったりの表情を浮かべた。ファンの判定も大半が「大笑い」で、この日のチャンピオンに輝き、地頭江の誕生日に花を添えた。

この日は前日に出演した指原莉乃(25)や番組MCを務めたお笑いコンビ三四郎は出演せず、その他のメンバーで進行をやり切った。後半には「こんなHKTメンバーは嫌だ」というお題で大喜利にも挑戦した。挑戦者に指名された地頭江は、同期の月足天音(18)を黒歴史ネタ? でいじり、再び笑いの中心に。しかし、田中菜津美(18)からは「誕生日にこんなことをやらされるアイドルって…」と同情されていた。

イベントは東京開催3日間が明日28日で終了し、グループの地元福岡でも10月2~4日に行われる。チケットは全公演、販売中という。