卒業発表ラッシュのNMB48で、5月下旬に卒業を公表していた磯佳奈江(26)が12日、大阪・NMB48劇場で卒業公演を行った。

「学校とは違う青春でした。支えてくれたメンバーや、関わってくれたみんなが宝物です」

こう感謝し、ラストソングは、初めてセンターを務めた思い出の曲「サヨナラ踵を踏む人」を選んだ。13年11月加入のドラフト1期生。「選抜に入れなかったのは悔しいけど、自分なりの努力はしました。後悔はしていません」と、6年間のアイドル人生を振り返った。

卒業セレモニーの最後には、磯の同期で、8月26日に卒業を発表した武井紗良(20)と2人で舞台に立ち、武井に「残りわずか、頑張れよ」とエールを送り、抱き合った。

小学校時代は、サッカー少女だった。INAC神戸の京川舞(25)とチームメートで全国8強を経験。京川が「サッカーがうますぎて」自身は、アイドルとして表現する道を選んだ。

13年11月「第1回AKB48グループドラフト会議」で、チームB2に1巡目で指名され、加入。17年のAKB48選抜総選挙で前代未聞の結婚宣言をし、グループ卒業後の18年4月に結婚した須藤凜々花さん(22)と同期だった。

磯は、14年1月「AKB48リクエストアワーセットリストベスト200 2014」の3日目前座でお披露目された。今年1月にチームNへ異動していた。

サッカー経験を生かし、京川が所属するINAC神戸の応援大使にも就いており、今後は「サッカー・タレント」として活動する。「頑張っていくので、まだまだ私から目を離さないでください」と意気込んだ。

NMB48では8月以降、卒業発表が続いており、8月以降、久代梨奈(20)大段結愛(14)川上礼奈(23)武井、太田夢莉(19)大段舞依(24)の6人が卒業を発表している。