NGT48中井りか(25)本間日陽(23)ら6人が24日、都内で、新潟民放4局合同ミニドラマ「夜明けまえの彼女たち」の特別上映会に出席した。

新潟4局の情報番組内で、局ごとにオリジナルストーリーのミニドラマを放送する企画。定食屋「川しげ」を訪れる人々の人間模様を描く。

12月に新潟県内で放送されたドラマが完全版としてお披露目され、中井は「まさか都内で上映できるなんて」と笑顔。主題歌は8枚目のシングル「渡り鳥たちに空は見えない」で、ドラマの主演とともに同曲のセンターを務める本間は「シングルと一緒に新潟でドラマを制作できた。新しい挑戦ができて、特別な経験になりました」と喜んだ。

病気の母を気遣い、1人で定食屋を切り盛りする娘を本間が、中井、小越春花(18)佐藤海里(22)真下華穂(23)古舘葵(18)が食堂を訪れる人々やアルバイトを演じた。真下は、佐藤演じる反抗期の妹から疎ましがられる世話焼きの姉を演じ「この子のために何かをしてあげたいという、まっすぐ過ぎる子。こんな子いるかな? と思うくらい、妹の嫌な顔を受け取らない子だった」と回想。一方で「撮影期間中、海里は果林になってくれていて、それが最高だった。私は『絶対もっとウザいって思わせてやろう』と思ってやってました」といたずらっぽく笑った。

真下につらく当たることを申し訳なく思っていたという佐藤は「その期間は役に入ってしまっていて、ドラマメンバーじゃないグループの子からも『華穂と何かあった?』と言われちゃうくらいだった。心配されたけど、今は仲良く過ごしています」と笑みを浮かべた。

本作で本格的な演技に初挑戦したメンバーも多く、小越は「自分の中にない感情を経験をさせていただいた。皆さんに形となってお届け出来たことは幸せです」と話し、古舘も「新しく自分の中で楽しいと思うことや、興味のあることに気付くことができた」とそれぞれに得るものがあった様子。真下は「初めてのドラマが『夜明けまえの彼女たち』でよかった。次は『夜明け“あと”の彼女たち』で続編ができたらいいな」と、今後の広がりに期待した。