AKB48中西智代梨(28)が28日、自身のYouTubeチャンネル「ちよチャンネル」で生配信を行い、グループ卒業を発表した。8月中の卒業を予定している。

中西はHKT48の1期生で、14年にAKB48に移籍。HKT48の”最後の1期生”の本村碧唯(25)も7月に卒業を予定しており、HKTの1期生が全員卒業することになる。

生配信には、向井地美音(25)らが出演。メンバーに見守られながら、中西は「まだ人生で言ったことがない言葉…。今日ここで言いたいと思います。私、中西智代梨はAKB48を卒業します」と発表。「12年間活動してきて、最初はHKTで、大組閣でAKBに移籍してきて、最初は友達できるかな? と思いながら東京に来たんですけど、気付いたらAKBの方が長くなりました」と振り返りつつ、「芸能界はこれからもやるんですけど、残りのアイドル人生はそんなに長くないので、アイドル中西智代梨に会いに来てください」と呼びかけた。

また配信後に、グループの公式ブログでも発表され、中西は「私は加入した当初、こんなに長く続けられると思っていませんでしたが、HKT48から始まり、12年間AKB48グループで活動をしてきました。そうした中で、上京して家族以上に同じ時間を過ごしたメンバーやスタッフさん、そして私のことを見つけて愛してくださったファンのみなさん、たくさんの方々に出会うことができ、これまでの選択に後悔はありません」。

さらに「以前からバラエティーを頑張っていきたいという思いを持ってAKB48での活動に臨んでいましたが、慣れ親しんだ環境に甘えることなく、個人での活動の場でも頑張っていけるようにならなきゃいけないと卒業を決意しました。これからも新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと思っています。残り短くはなってしまいますが、私がアイドルとして過ごす時間を最後まで応援してください!」とつづった。

中西は、HKT48の1期生として11年11月に劇場デビュー。明るいキャラクターで、”バラエティー担当”として活躍する中、14年2月の「AKB48グループ大組閣祭り」でAKB48への移籍が発表された。今年4月から芸能事務所「TRUSTAR」に所属。映画「神と恩送り、」に出演することも決まっている。