乃木坂46、4期生の林瑠奈です。

メイクをする。

舞台用のメイクではなく、顔にメイクを施す

というのが一般化した今、

人は○○のためにメイクをする。

それぞれに理由があって、

何かの目的があるのか、

それとも特定の誰かの為なのか、

それが普通だからなのか。

正直メイクをしていようがしていまいが、

誰かに直接影響を与えることはないだろう。

今の時代、先ほど挙げた中の〝普通だから〟

という理由でメイクをしている人が

最も多い気がする。

美容に精通していて、好きだから

メイクをしているという人もいれば、本当は

面倒臭いけれど義務感から

そうしているという人もいるのだ。

今ある常識が過去のものとなるには、これまで

そうなってきたように長い時間がかかる。

義務感にとらわれない世の中になってくれれば、

どんな人も自由にメイクができるように

なると思うが、

明確な規定が無く、

風潮によって成り立ってきた文化は

その分だけ形を変えることが難しいのだろう。

最近、メイクをしていない人に対しての

マイナスイメージは勿論、

メイクをしていてもいちいちケチをつけたり、

たとえ親切心からであっても

踏み込んではいけない部分に

口を出したりする人もいる。

アドバイスや指摘、

向こうから求められたものであればいいが、

わざわざ言わなくてもいいことを

何故言葉にするのだろうか。

ある人が、

「『ニキビは〇〇で治る』『シミ取りとかしたら?』

って言われたけどそんなことはもうやってる」

と言っていた。

どんなつもりだったにせよ、

人それぞれの考えがある以上、むやみやたらと

口を出すものではない。

メイクという仮面があろうがなかろうが、

何気ない言葉が1番心に沁み、

故になんともないフリをしてしまう。

「今日なんか調子悪いね」よりも

「今日のここ可愛い!」と

言える人でありたいし、

自分の好きな自分であるために

今日も私はメイクをする。