「咲ドル火曜日」の第2週「素顔のボイメン研究生関西」。今月は最年少の内藤大耀(たいよう、15)の登場です。ダンスが得意。パフォーマンスのこだわりや、現在、高校受験真っただ中の内藤が、高校合格を果たした後に、挑戦したいことなどを語りました。

インタビューでポーズをつくる内藤大耀(撮影・前田充)
インタビューでポーズをつくる内藤大耀(撮影・前田充)

グループ最年少の内藤は、他のメンバーに対して「全員がお兄ちゃん」と感じている。「イジられるときもあるし、年上の感じを見せてくれるときもある」と明かす。そんな「お兄ちゃん」たちに負けないところは「ダンスはヒップホップをやってきて、自信は少しある」と控えめに答えた。

「お客さんに自分のパフォーマンスを見てもらって、『すごいって思ってもらうぞ』って気持ちでステージにいます。ダンスには少し自信が。それ以外だと、人見知り度かな…」

メンバーからも「ダンスパフォーマンスは尊敬する」「大耀みたいに踊れるようになれたら」と称賛されることも多い。

内藤は4歳のとき、マイケル・ジャクソンの映像を見て、テレビの前で踊っていたという。ダンスのワークショップに参加し、6歳でレッスンに通い始めた。ダンスには、強いこわだりを持っている。

「元気にやるっていうのは忘れずに。それと、周りとの差をつけるっていうか、ヒップホップをやってきたんで、今までやってきた自分の経験を生かすって感じでやってる」

昨年5月に発売されたエリア研究生の1枚目シングル「無敵のOne Way Road」に収録されている「VIVA!サマーウォーズ」では、センターを狙ったが、ダメだった。

「誰が一番踊れるかで位置を決める-ってなって、センターを狙って頑張ったんですけど、実力が足りなくて、センターになることができなかった。悔しかった」

このとき、パフォーマンスを見直す必要を感じた。

「背も高くなってきて、自分が思っている以上に動かないと全然見せられてないので、意識をしてないと、理想の踊りとは離れていってる。まずははっきり踊るところから変えた」

目標は防弾少年団のJIMIN。「JIMINさんの踊り方が好きで研究した。メンバーにも『最近、踊り方がJIMINになってきてる』って言われてうれしかった」。先輩では「祭nine.」の清水天規(たかのり)。「止めるところは止め、弱いところは弱く踊る。強弱のつけ方がかっこいい」と理由を語る。

研究を重ね、今の自分のダンスは「はっきり踊っていくことを、クセづけることが少しずつできている」。研究は、まだ続け「踊りの特徴をつかんでマネて、自分のダンスに生かしていきたい」と意気込んだ。

現在、高校受験生の内藤は、週末に名古屋で仕事があれば「勉強セット」を持って行くそうだ。メンバーの内海太一(19)は数学を、村上直哉(16)は英語を教えてくれる。高校生になった自身については「全然、想像つかない。全員が東大に行くんじゃないかってくらい天才に見える」。

ただ、高校に進学した後、やりたいことには「学校ではバレー部に入部すること」。研究生関西としては「ライブでヒップホップを踊りたい。アクロバットも披露したい」と話す。

受験勉強を優先し、活動をセーブしていることもあって「受験が終わったら、ファンのみなさんにお返ししたい。ダンスの練習はしてたので、成長した姿を見せられたらいいな」。高校生になった内藤も楽しみだ。【星名希実】

通天閣で「2周年記念ライブ」を盛り上げる内藤大耀
通天閣で「2周年記念ライブ」を盛り上げる内藤大耀

◆内藤大耀(ないとう・たいよう)2004年(平16)11月7日、大阪府生まれ。身長170センチ、血液型O。

<研究生関西今後の予定>

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