「歩くフェロモン」がキャッチコピーのグラビアアイドルあべみほ(28)が3月いっぱいで所属事務所を退所すると発表した。新たな進路については明かしてはいないが、芸能界は引退せず活動を続ける。

 あべは19日に更新したブログで「2016年3月末日を以て所属事務所ワンエイトプロモーションを退所することとなりました」と報告。「お世話になっている関係者さま、諸先輩方、仲間達、ファンの皆様に今まで発表できずにいたこと、ならびに直接のご挨拶ではなくこのような形での発表となってしまったことをお詫び申し上げます。申し訳ございません」と謝罪した。

 フジテレビ系「アウト×デラックス」のカウンターガールとして美尻と美脚を披露して話題になったあべ。グラビアやバラエティー番組で活躍するほか、ミスFLASHグランプリを受賞し、その受賞者で結成されたアイドルユニット「G☆Girls」のメンバーとしても活動したが、昨年「突発性難聴」を発症。ブログでは「しばらく右耳が聞こえにくいという症状と共に、幾度も激しい眩暈に倒れ、たくさんの病院に駆け込み、数日寝込んでしまったりもしました」と振り返った。

 その療養のため長期休暇を取り、「『自分と向き合う』という時を重ねていく上で『本当は何がしたいのか、どう在りたいのか』ということに対し、はっきりとした答えが出せなくなっていました。それは今でも変わりません」と迷いを明かしたあべ。「もっともっと充実した毎日を求め、私らしさを求めるために。"芸能界を引退する"ということでもなく、"活動を休止する"というわけでもなく、ワンエイトプロモーションという、私の芸能生活において大きなきっかけとチャンス、たくさんの教えをいただいた大切な場所を卒業します」と退所の理由をつづった。