TBS系火曜ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(火曜午後10時)に主演の新垣結衣(28)と星野源(35)が、16日放送の同系「中居正広のキンスマスペシャル」(午後7時56分)に出演した。2人はドラマ撮影現場のTBS緑山スタジオから、バーチャルで出演した。

 星野は、司会のSMAP中居正広(44)から「ぶっちゃけ星野君、結衣ちゃんのこと好きになってない? 3カ月も、4カ月も撮影してるんだから…まんざらでもなさそう」と突っ込まれると、人さし指を口に当てて「シー、シー!!」と意味深ポーズを見せた。そして「好きです…好きですよ。最初から好きなんですけど」と“公開告白”した。

 中居が「実際に付き合ってないよね?」と追い打ちをかけると、新垣は「付き合ってない、付き合ってない」と苦笑した。その上で、星野について「すごくテンポというかテンションを合わせてくださって、撮影中もお芝居もやりやすかった」と言い、感謝した。星野も「話すと楽しく返してくれる。楽しい感じ」と答えた。

 ドラマで、新垣は「職ナシ」「彼氏ナシ」「居場所ナシ」の主人公・森山みくりを、星野は恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡を演じる。みくりは津崎と「仕事」として契約結婚し、恋愛感情を持たないはずが徐々にお互いを意識し出すという物語。

 星野は、津崎がみくりに思いを伝えないことについて、中居から「しっかりして」と言われると、「好きだと感じてしまうと、契約違反になるので口に出せない」と、役の設定を踏まえて答えた。

 その上で、結婚願望について聞かれると「ずっと結婚願望がなくて、この作品のことを考えたら結婚は、すてきだなと…。(願望)ありたてです。できるだけ同じ時期に死にたい」と吐露した。

 新垣は大ブームの理由について聞かれ、「絶賛、撮影中です。人から聞いた話だったり、テレビ番組で取り上げてくださったりしているのを見ていますが、自分では変わっていない。すごいことが起こってるんだな、とドキドキします」と答えた。星野は「現場も、ブームにするぞ!! という感じじゃない。いいものを作ろうと、ノホホンとしている。夢みたい」と笑みを浮かべた。

 新垣は、過去の出演作の映像を元に、かわいさが世の中から支持されていると紹介されると「話題にしてもらっているなら、キャラがかわいくて、そう思ってもらえるなら、うれしい」と笑みを浮かべた。星野は中居から、撮影中に最も、新垣のかわいさを感じた瞬間について聞かれると「セリフをたまに間違っちゃった時、ものすごくかわいい顔をされる…それがたまらないです」と、満面の笑みを浮かべた。