TBS系日曜劇場「ごめん、愛してる」(日曜午後9時)の13日第5話の平均視聴率が9・4%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べでわかった。第4話は9・2%だった。前週は世界陸上中継のため、2週間ぶりの放送となった。

 同ドラマは、2004年に韓国KBSテレビで制作され、「冬のソナタ」をしのぐ29・2%の最高視聴率を記録、韓国ドラマ界の各賞を総なめにした作品のリメイク版。2つの三角関係が交差する切ない恋愛ドラマだ。TOKIO長瀬智也(38)が、19年ぶりに純粋なラブストーリーに挑戦する。長瀬が出会う運命の女性を演じるのは、連ドラのヒロイン初挑戦となる吉岡里帆(24)。前クールの「小さな巨人」も好調で、安定した視聴率が見込める日曜劇場枠。同枠では珍しい純愛ドラマが、どれだけ視聴者に支持されるのか、注目だ。

 第5話は、律(長瀬智也)と若菜(池脇千鶴)、魚(大智)と一緒に暮らし始めた凜華(吉岡里帆)。律は、今までになく心が落ち着いている自分を感じていた。そんなとき、若菜が仕事を失う。働きたいと訴える若菜に、凜華は日向家で雇い入れることを提案する。そして、若菜から律について聞いた恒夫(中村梅雀)は、律があの時の子供だと確信する。一方、サトル(坂口健太郎)と塔子(大西礼芳)が婚約。その婚約パーティーで麗子(大竹しのぶ)はピアノを弾く、という内容だった。