女優宮崎あおい(31)が12日、都内で、主演するNHK特別ドラマ「眩(くらら)~北斎の娘」(18日午後7時30分)の会見に出席した。葛飾北斎を陰で支えた娘の半生を描く。

 宮崎は「絵を描くことなど初めてのことが多く、とても新鮮な部分がたくさんあり、お芝居をすることが純粋にすごく楽しくて、幸せな1カ月でした。みんなが、いい物、面白い物を作りたいという同じ目標に向かって進んでいたからだと思います。自分で見ても、すてきな作品だと思いました」とあいさつした。

 劇中の終盤、60代の設定の老けたメークで登場する。「10年以上前におばあちゃんの特殊メークをやったことはありますが、自分がおばあちゃんの顔になれるのは普通の生活をしていたらないので貴重な経験。このしわがすてきだなと思える年のとり方をしたい」と語った。

 会見には共演の長塚京三、三宅弘城、脚本家の大森美香さんも出席した。