ピコ太郎(44)が30日、都内で「グローバルフェスタジャパン2017」に出席し、貧困・飢餓の撲滅を目指す国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」推進大使を委嘱された。

 外務省からの依頼で今年7月、米ニューヨーク国連本部で「PPAP×SDGsバージョン」を披露。その様子はVTRで紹介されたが、「国連本部でまさかうけるとはねえ。世界中の人が笑ってくれるなんて想像もしていませんでした」と振り返った。「1年半前はお客さん2人でしたから。そこから国連って、カール・ルイス的」と話した。

 この日、同バージョンを日本初披露した。「国連披露以来2度目なので、間違えたらまた頭からやります。大丈夫です、40秒で終わりますから(笑い)」と話したが、なんとか1回でやりきった。

 「よくお笑い芸人が名前だけでも覚えて帰ってくださいというのと一緒です。まずはサスティナブル・デベロップメント・ゴールズという言葉を覚えてください。そこから入ってもいいと思います」といい、「僕の役割は入るところまででもいいと思っています」と話した。「我々シンガー・ソングライターができることは歌の中にメッセージを込めて思いを伝えること。ちっちゃな、ちっちゃなシンガー・ソングライターですが、できる限り世界中を回って広められればいいなと思います」と語った。