KAT-TUN亀梨和也(31)が30日、初単独ツアー最終公演を地元の東京・江戸川区総合文化センターで行った。“凱旋(がいせん)”を祝って赤飯のおにぎり300個を母親が差し入れるなど、両親や近所の知人らが見守る中、「不思議な感じですね。ソワソワします。でも思い入れがある場所で、ファンの方にステージを見てもらうのは、感慨深いものがあります」と照れながら話した。

 1500人収容の会場は、7月13日から始まった19カ所43公演を回るツアーで最少規模。幼稚園の年中時代、お遊戯会で初舞台を踏んだ場所でもあった。この日、当時の映像を上映するため、同級生数人に連絡してビデオテープを借りた。「笑いを取っていてすげーなと。思ったより、やんちゃでしたね」。さらに「中学時代、雨の日にここのロビーに友達と集まっていると、警備員の方に『たまるな』と怒られた」などと、懐かしそうに振り返った。2回目のアンコールでは、山下智久(32)が飛び入り参加して盛り上げた。

 グループは昨年5月から充電期間中。「次に会う時は1人じゃないと思うので」。そう言った後、KAT-TUNデビュー曲「Real Face」の冒頭をアカペラで歌い、再始動が近いことも示唆。