歌手の和田アキ子(67)が、覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われ有罪判決を受けた元タレントの清水良太郎被告(29)の証言から、「そうしたら芸能人、まだいるってことかな」と芸能界の薬物汚染を懸念した。

 和田は23日放送のラジオ番組「ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回」で、清水被告が初公判で語った覚醒剤を使用した理由に触れ、「『芸能界では薬物を使うと作詞作曲がはかどるといううわさがあって……』っていうんだけど、聞いたことが無いんだけど。一応、50年やってますけど、そんなのは。ちょっと違うと思うんだけどなぁ」と疑問を投げかけた。

 しかしその一方で、「(清水被告の証言通りだとしたら)まだまだほかの人も出てくるんじゃないですか。これだったら『誰に勧められた』ってまたあるでしょ? 誰に勧められてどこで購入したとか。そうしたら芸能人、まだいるってことかな」と芸能界における薬物のまん延を心配した。