中尾明慶(29)が10日、都内で綾瀬はるか(32)主演映画「今夜、ロマンス劇場で」(武内英樹監督)の初日舞台あいさつに登壇し、妻で女優の仲里依紗(28)への嫉妬心を燃やした。

 映画から飛び出したお姫様と彼女に憧れる青年のラブストーリーで、綾瀬と坂口健太郎(26)が恋する2人を演じる。愛しあう2人だが、異世界から来た綾瀬には「触れたら消えてしまう」という秘密がある。

 そんな作品にちなみ「かなえたい願い」を聞かれた中尾は、仲と街を歩いているとよく「写真を撮ってください」と頼まれることがあると話し、「僕が(仲とファンの2ショット写真を)撮るじゃないですか。その後、僕に来ると思うんですけど、(ファンが)去っていくんですよ」と、寂しい胸の内を吐露した。妻の人気ぶりに胸中は複雑なようだが、「いつか僕の方だけ写真を頼まれて、仲里依紗がシャッターを押して(ファンが)去っていく、っていうのをやってみたいです」と野望を明かした。

 さらに「街で芸能人夫婦を見かけたら、一応2人とも写真を撮ってあげてくださいね。後で消去することはできますから!」と観客に呼びかけて笑いを誘った。