石原さとみ(31)主演のTBS系金曜ドラマ「アンナチュラル」(午後10時)の16日最終回の平均視聴率が13・3%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 途中、裏番組が平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)中継で2ケタ割れする回もあったが、全話通して好調をキープ、最終回でこれまでの13・1%の最高記録を更新して終えた。

 怪しい死体が運ばれる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台にした1話完結の法医学ミステリーで、大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子氏が脚本を手掛けた。

 最終回は、中堂(井浦新)の恋人・夕希子(橋本真実)をはじめ、複数の女性を殺害した疑いのある高瀬(尾上寛之)が警察に出頭。しかし、遺体損壊は認めたものの肝心の殺害については否定する。殺人を立証できる証拠がなく、ミコト(石原さとみ)たちは歯がゆさを感じる。そんな中、ミコトは検事の烏田(吹越満)から高瀬を確実に有罪にするためとして鑑定書の書き換えを頼まれる、という内容だった。

 視聴満足度は高かったようで、最終回放送後にはSNSでは続編を希望する声や、「クソおもしろかった」と井浦新が演じた法医解剖医・中堂の口癖を真似た投稿も相次ぎ、ロスを嘆く視聴者があふれた。