安藤優子キャスター(59)が、女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検されたことで謝罪会見を行ったTOKIO山口達也(46)の飲酒に関する発言に「強烈な違和感を感じた」と語った。

 27日放送のフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」は、前日行われた山口の謝罪会見を取り上げた。山口は今年1月から事件直前まで、アルコールが原因で肝臓の調子を崩し、入院していたことを明らかにした。事件当日の2月12日は退院した日で、午前の仕事を終えてから飲酒し、酩酊(めいてい)状態で被害女性に電話をして自宅に呼び出したという。その後については泥酔して細かい記憶がない状態だったと主張。今回の事件が起きた原因については「退院できた日に飲んでしまったのは自分の甘さだと思う」と語り、今後の飲酒については「今は絶対飲まない。これからどうしていくか考えたい。先のことは考えられませんが、今は飲まないと決めています」とした。

 安藤キャスターは、事件を“酒のせい”にする山口の発言を受け、「お酒を飲んだからこういうことが起きたっていうのと、強制わいせつっていう事の重大さを分けて考えてほしい。お酒があったからこうなっちゃったって言ったら元も子もないじゃないですか。全部お酒のせいになっちゃう。お酒に逃げちゃった弱さがあったかもしれないけど、強制わいせつに及んだっていうことは甘さだけじゃないんですよ」と断じた。

 さらに山口が「今は飲まない」と言うにとどめ、完全な禁酒を宣言しきれなかったことにも首を傾げ、「お酒に関する意識もそうですけど、強烈な違和感を感じた」と語った。